"> 【NTT】過去最高収益を更新!15期連続増配へ|安定成長と次世代通信IOWNが好調の要因【2025年第2四半期決算】|サラリーマン小太郎
日本株 PR

【NTT】過去最高収益を更新!15期連続増配へ|安定成長と次世代通信IOWNが好調の要因【2025年第2四半期決算】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
NTT(日本電信電話株式会社)は、2025年度第2四半期決算を発表‼

結果は対前年増収・増益、そして営業収益が過去最高を更新と、安定感のある内容となりました。

第二四半期 業績ハイライト

項目金額
営業収益6兆7,727億円
営業利益9,450億円
当期純利益5,957億円

営業収益・利益ともに堅調に伸びており、通信インフラ事業の安定感が光ります。

画像各年のNTT業績情報

業績好調の要因

① 通信事業の安定成長と法人向けサービスの拡大
NTTグループの中核であるドコモや東西NTTによる通信サービスが堅調に推移しました。
特に、法人・自治体向けのネットワークやクラウド導入支援、セキュリティサービスなどが伸びており、地域通信事業・総合ICT事業ともに増収に貢献しています。

 

② IOWN関連ビジネスの進展

NTTが推進する次世代通信基盤 IOWN(アイオン) の商用展開が加速しています。

大阪・関西万博での実証を通じて得たノウハウをもとに、金融業界や大規模スポーツイベントなどでの活用が始まりました。

  • 光電融合デバイスを使った光スイッチの商用化(2026年度予定)

  • 光チップレットの商用化(2028年度予定)

といった長期的な成長投資が評価され、技術分野での信頼性が高まっています。

③ 海外・データ事業の収益改善

NTTデータグループを中心に、海外向けのソリューションビジネスも回復基調です。

Google Cloudとの提携によるエージェント型AIの導入支援や、分散型AIインフラ「tsuzumi 2」などの純国産AI技術が収益拡大に寄与しました。

グローバル・ソリューション事業の利益率も改善し、国内外でバランスの取れた成長が進んでいます。

株主還元も積極的

  • 中間配当:2.65円(前年比+1.9%)

  • 年間配当予想:5.3円(15期連続増配予定)

  • 自己株式取得枠:2,000億円(10月末時点で826億取得)

2025年度も15期連続増配予定(年間5.3円)と、株主への還元姿勢が継続。
さらに、2,000億円規模の自社株買いを実施中で、利益成長に加えて1株あたり価値(EPS)向上を実現しています。

これらの政策により投資家の信頼が厚く、株価下支え要因となっています。

まとめ

通信インフラを軸に、AI・自動運転・光技術といった次世代領域へ着実に投資を進めるNTT。

一方で増配と自社株買いを続けるなど、株主還元姿勢も明確です。

安定した収益基盤を持ちながら、成長分野にも積極的に挑戦する姿勢は、まさに「攻めのディフェンシブ株」と言えるでしょう。

アーカイブ
年収400万!普通のサラリーマンが資産2000万を達成した方法
おすすめの本
楽天市場おすすめ商品
スポンサーリンク