日本株

【かんぽ生命を解説】利益が70%減!今後の業績に注目⁉

かんぽ生命保険とは

親会社は日本郵政

全国の郵便局を通じて、保険商品を取り扱っています。

養老保険・終身保険を中心としていて、同業他社とは異なる独自のビジネスモデルを展開しています。

2022年4月から新しい営業体制に移行し、販売チャネルが拡大

販売サービスチャネル

2万を超える郵便局を中心に商品、サービスを提供

簡易・小口な商品

養老、終身保険を基本保障に医療特約をプラスする商品構成

郵便局のお客さんを中心とした顧客基盤

2,283万人の顧客基盤があり総人口の2割が加入している。

会社情報

業種 保険業

決算期 3月

設立 2006年

時価総額 8605億 生命保険時価総額 3位

発行株式 3億9969万3千株

総資産  67兆1747億9600万

自己資本 2兆4210億6200万

自己資本比率 3.6%

利益剰余金 6398億2200万

有利子負債 なし

代表株主

日本郵政 199億4200万株 49.8%

日本マスター信託口 28億1900万株 7%

日本カストディ信託口 9億9400万 2.4%

親会社に日本郵政がいます。

今後は保有株式を売却するようです。

格付け

R&I AA-

JCR AA

S&P A+

3つの格付け会社から評価されています。


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かんぽ生命業績

2021年 2022年 2023年(予想)
売上高 6兆7862億 6兆4542億 6兆2200億
経常利益 3457億3600万 3561億1300万 1600億
当期純利益 1661億300万 1580億6200万 710億

売上、利益が下がっている要因

新型コロナウイルスによる保険金支払いが増加している。

不正の影響で保険契約の減少(客離れ)

郵便局員の出向による人件費が大幅に増加

保険料単価については前年より増加

業績の推移

2020年 2021年 2022年
保険料等収入 3兆2455億 2兆6979億 2兆4189億
事業費 6094億 5035億 4790億
総資産 71兆6647億 70兆1729億 67兆1747億
純資産 1兆9283億 2兆8414億 2兆4210億

保険料収入、総資産、純資産が右肩下がりです。

厳しい状況と判断します。

2023年第1四半期の業績

経常収益 経常利益 純利益
2023年第1四半期 1兆6084億 134億 116億
2022年第1四半期 1兆6651億 920億 412億
増減率 ▲3.4% ▲84% ▲71%

前期比と比べて、経常利益84%減、純利益74%減となりました。

今期は前期と比べて、有価証券の評価損などが積み重なり大幅な減益となりました。

見方を変えれば、一時的な減益と捉えることもできます。

配当情報

2021年 2022年 2023年(予想)
株価 2200円 2080円 2123円
配当金 114円 90円 92円
配当利回り 5.1% 4.3% 4.3%
一株利益 295円 375円 177円
配当性向 38% 24% 51%

2021年は記念配当があったので一時的に配当金が増加し株価も上昇していました。

配当利回りも4.3%程度あり高配当と呼ばれるラインです。

 Dividend

キャッシュフロー

営業CF ▲2兆7556億 本業で稼いだお金

投資CF 3兆1117億  事業拡大に使ったお金

プラスの場合は株、債券などを売った金額が投資分を上回っています。

財務CD ▲4202億 借入で得たお金

マイナスの場合はお金を借りた方が多いということです。

現金 1兆2707億 保有している現金

かんぽ生命指標判断

PER 11.7倍 割安

EPS 254円 一株あたり利益

BPS 6239円 一株あたり純資産 

PBR 0.35倍 割安

ROE 2.9% 稼ぐ力が低い

ROA 0.1% 稼ぐ力が低い

銀行、保険業は借り入れが多くROE、ROAともに低い傾向になります

インダストカバレッジレシオ 152倍 安定

トピックス

新医療特約の販売

4000円の特約を付けることで、手厚い医療保険を提供

入院1日目から入院保険金額の20倍の入院一時金をお支払い

この特約で、保険料の収入は多くなりましたが、コロナで入院患者が多くなり保険金支払いが増加しているようです。

オルタナティブ投資を拡大

プライベートエクイティ、REIT、インフラエクイティ、ヘッジファンド4分野での投資を拡大させる。

オルタナティブ資産 9,149億円 1.3%

350億円を上限に自社株買いを行う

取得期間は2023年3月31日まで

親会社の日本郵政はかんぽ生命の株を175億円分市場に売却する。

日本郵政からの株の売却を引き受ける形で自社株買いを行います。


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かんぽ生命保険評価

メリット

指標判断では割安水準である。

高配当ラインを維持している。

大量の顧客基盤があり、今後も安定した収益を得ることができる。

自社株買いを行っており、株価の上昇も多少期待できる。

デメリット

不正販売を実施した過去があり、保険契約下落がどこまで落ちるか未知数

業績が右肩下がり

あたらに新設した、保険特約が利益を減少させている。

株価の大幅な上昇は見込めない。

 

もう少し株価が下がれば買いです!

 

かんぽ生命を動画で解説してみましたので、こちらもぜひご覧ください。

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