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【高配当株投資 2023年第一四半期業績比較】 おすすめはどれ?

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2023年度も4分の1が終わりました。

高配当株セクターの業績を比較し現在おすすめの高配当株を紹介します。

 

5大総合商社徹底比較

業績情報

丸紅 住友商事 三井物産 伊藤忠 三菱商事
売上高 2兆197億 1兆6713億 3兆1491億 3兆3484億 4兆7356億
利益 1412億 1294億 2528億 2132億 3177億
利益進捗率 33% 26% 28% 27% 34%

資源高が落ち着き、利益進捗率も予想どおりの結果となりました。

三菱商事、丸紅の進捗率が3割を超えており、業績によって、増配や自社株買いに期待できます。

 

財務比較

丸紅 住友商事 三井物産 伊藤忠 三菱商事
時価総額 4兆2542億 3兆6135億 8兆5201億 8兆8595億 10兆3270億
自己資本比率 38% 38% 41% 37% 37%
剰余金 1兆8554億 2兆7199億 4兆9787億 4兆5311億 6兆1160億

三井物産の自己資本比率が41%を超えています。

自己資本比率が高いほど財務が安定しています。

 

配当情報

丸紅 住友商事 三井物産 伊藤忠 三菱商事
株価 626 738 1417 1397 1796
配当金 19.5 30 37.5 40 50
利回り 3.1 4 2.65 2.8 2.7
一株利益 83 105 166 146 223
配当性向 23 28 22% 27 22

第一四半期の業績を比較するため、株価、配当金を4分の1にしています。

ウォーレンバフェットが日本の商社に投資を行い、海外投資家からの資金流入で利回りが大幅に減少しました。

現在住友商事が利回り4%を超えています。

 

指標判断

丸紅 住友商事 三井物産 伊藤忠 三菱商事
PER 10倍 7.5 9.7倍 10.4倍 10.9倍
PBR 1.32倍 0.88倍 1.26倍 1.59倍 1.19倍

株価の上昇から、PBR1倍割れも住友商事のみとなりました。

 

3大メガ銀行を比較

みずほ 三井住友 三菱UFJ
売上 1兆8588億 2兆2732億 2兆7740億
利益 2451億 2480億 5583億
進捗率 40% 30% 43%

国内外の好調な資金需要や、米国の金利上昇を受けた貸し出し利ざやの改善が追い風となりました。

日銀の金融政策で長期金利の柔軟化を容認しさらなる、業績の好調が期待できます。

 

財務情報

みずほ 三井住友 三菱UFJ
自己資本比率 3.5% 4.7% 4.7%
総資産 266兆1376億 284兆6347億 387兆743億
時価総額 6兆244億 8兆7113億 14兆3815億
剰余金 5兆239億 7兆3082億 13兆1055億

銀行業界は剰余金の額が大きいです。

 

配当情報

みずほ 三井住友 三菱UFJ
株価 606円 1636円 283円
利回り 3.9% 3.8% 3.6%
一株利益 96.8円 105円 46円
配当性向 24% 33% 21%

第一四半期の状況を比較するため、株価、配当金を4分の1にしています。

日銀の金融政策の転換から株価が上昇し、利回りも低下傾向です。

指標判断

みずほ 三井住友 三菱UFJ
PER 10倍 10.6 10.5倍
PBR 0.64倍 0.65倍 0.75倍

3社ともPBR1割れの状況であり、割安感があります。

3大メガ損保

MS&AD SOMPO 東京海上
売上 1兆9759億 1兆4494億 1兆8225億
利益 1116億 1000億 1279億
進捗率 37% 43% 24%

MS&AD、SOMPOとも利益進捗率が高く、好調を維持しています。

 

財務情報

MS&AD SOMPO 東京海上
自己資本比率 14% 16% 14%
総資産 25兆3713億 13兆9460億 28兆3790億
時価総額 2兆7886億 2兆1655億 6兆2258億
剰余金 1兆4405億 1兆213億 2兆4億

 

配当情報

MS&AD SOMPO 東京海上
株価 1300円 1557円 777円
利回り 4.6% 4.8% 3.9%
一株利益 209円 300円 64円
配当性向 28% 25% 48%

東京海上以外は利回りも高く、業績も安定しているのでおすすめです。

ビッグモーター保険金不正請求や保険料の事前調整問題があり、投資するには株価の上げ下げに気を付けましょう

指標判断

MS&AD SOMPO 東京海上
PER 9.2倍 8.9倍 11.6倍
PBR 0.78倍 0.73倍 1.55倍

MS&AD、SOMPOとも1倍を割れており割安です。

 

業績情報

JT INPEX 三菱HC
売上 1兆3928億 1兆787億 4768億
利益 2870億 2542億 351億
進捗率 62% 60% 29%

JTとINPEXは12月決算なので、進捗率は第二四半期分の進捗率です。

50%以上の進捗率なら合格ラインです。

 

財務情報

JT INPEX 三菱HC
自己資本比率 55.5% 60% 14%
総資産 6兆9743億 6兆2598億 11兆5905億
時価総額 6兆1940億 2兆5161億 1兆3622億
剰余金 3兆1772億 2兆2760億 7122億

JT,INPEXの自己資本比率がとても高く、財務は安定しています。

配当情報

JT INPEX 三菱HC
株価 1550円 907円 232円
利回り 6% 4% 3.9%
一株利益 161円 254円 24円
配当性向 58% 14% 38%

JTよINPEXの株価と配当金は2分の1、三菱HCキャピタルは4分の1にしています。

JTの利回りが6%あり超高配当です。

INPEXは業績の好調から1株あたり10円の増配

1000億円分の自社株買いを行います。

株主還元を発表した翌日から株価が暴騰し現在の利回りは3%台です。

 

JT INPEX 三菱HC
PER 12.1倍 7.4倍 11.1倍
PBR 1.43倍 0.65倍 0.84倍

INPEX、三菱HCキャピタルがPBR1倍を割れており割安水準です。

評価比較

配当利回り

JT 6%

SOMPO 4.8%

MS&AD 4.6%

JTの利回りがとびぬけています。

事業内容の点から機関投資家からの資金が流入しづらく株価が上がりにくいのが特徴です。

業績好調、財務も安定しており個人投資家にはおすすめです。

 

利益進捗率

三菱UFJ 43%

SOMPO 43%

みずほ 40%

利益進捗率が高く、第三四半期まで好調なら株主還元に期待できます。

増配や、自社株買いなど

 

配当性向

INPEX 14%

三菱UFJ 21%

三井物産 22%

三菱商事 22%

配当性向が低いほど、株主還元をできる体力があります。

INPEXは大幅な株主還元を発表しました。

 

PBR

INPEX 0.65倍

みずほ 0.64倍

三井住友FG 0.65倍

東証からの進言でPBR1倍割れ企業の改善に動く可能性がありますので、

増配や自社株買いに期待できます。

おすすめ順位

第3位 INPEX

業績の好調から大規模な株主還元を行いました。

一時は利回りが3%程度になりましたが、株価の下落から利回りも戻ってきています。

自社株買いから株式を消却するので、株価の上昇が期待できます。

経済状況や資源価格によって、業績の乱高下があります。

財務は安定しているので、1年単位ではなく長期目線で投資を行いましょう。

 

第2位 SOMPO

配当利回り、利益進捗率、PBRも低くおすすめです。

保険業界は業績も比較的安定しており、減配リスクも低いです。

唯一の懸念点がビッグモーター事件での金融庁への虚偽報告です。

この事件でSOMPOへの影響がどの程度か未知数です。

投資する時にはリスクを織り込んで投資を行いましょう。

 

第1位 三菱UFJフィナンシャルグループ

利益進捗率、配当性向、PBRの評価が高いです。

日銀の金融政策から業績の上昇も期待できます。

利益進捗理宇が高く、配当性向が低いので、さらなる増配や自社株買いがある可能性があります。

アメリカの金融不安から、日本の銀行株もつられて株価の乱高下があるので、長期目線で投資を行いましょう。

 

業績にも期待できる三菱UFJフィナンシャルグループがおすすめですね‼
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