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【三菱商事を解説】配当金利回りは3.6%!業績絶好調!今期は過去最高益が出る予定です。  

三菱商事特徴

キャッチコピー

社会のニーズに応え、社会と共に持続的成長を実現する

上場 1954年6月

資源ビジネスなど多角的に事業を展開

発行株数 14億8572万3千株

時価総額 5兆3144億

三菱商事の子会社にローソンがあります

代表投資家

日本マスター信託口 1億8630万株 12.5%

日本カストディ銀行 8168万株 5.4%

BNYメロンAsAgtノントリーティジャステック 7993万株 5.3%

 その他

総資産 19兆5425億6400万

自己資本 5兆8679億9600万

自己資本比率 30%

高いほど、財務健全性が高いです

資本金 2044億4700万

利益剰余金 4兆7059億7千万

会社の貯金のことです

有利子負債 5兆7418億5600万

EPS(1株利益) 501円

格付け

格付機関名 格付け
スタンダード・アンド・プアーズ 長期A / 短期A-1(見通し安定的)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス 長期A2 / 短期P-1(見通しネガティブ)
格付投資情報センター 長期AA- / 短期a-1+(見通し安定的)

決算サマリー

  2020年3月 2021年3月  2022年3月(予想)
売上 14兆7797億 12兆8845億 15兆4535億
経常利益 6488億6400万 2535億2700万 1兆1千億
当期純利益 5353億5300万 1725億5千万 7400億
配当金 134円 142円 150円
投資口価格 2,530円 2,980円 3,868円
配当利回り 5.2% 4.7% 3.8%

 

事業別利益

天然ガス 403億 

脱炭素社会への移行という世界的な潮流に則したエネルギー事業を展開

環境負荷の少ないLNG開発を積極的に行っている。

インフラ 123億  

産業機械、船舶・宇宙航空機などを扱っている。

素材 208億 

セメント・生コン、硅砂、炭素材、塩ビ・化成品、鉄鋼製品等多岐にわたる素材の販売取引、事業開発、事業投資をしている。

石油科学 206億 

燃料、化学素材の安定供給を目指し、原油、石油製品、LPG、石油化学製品、塩、メタノール等の商品製造事業やトレーディング事業をしている。

金属 1,427億   

石炭・鉄鉱石などの鉄鋼原料、銅・アルミなどの非鉄金属の各分野において、トレーディング、開発、投資をしている。

自動車 520億

乗用車・商用車の海外現地生産・販売、販売金融、アフターセールスなど、自動車関連の一連のバリューチェーンをアセアンを中心にグローバルに展開している。

食品 434億 

食糧、生鮮品、生活消費財、食品素材などの「食」に関わる商品を消費者にお届けする事業をグローバルに展開している。

サーモンの養殖などもしています。

天然ガス、金属事業、自動車事業が好調

トピックス

前年はコロナで大打撃を受けた。

今期はコロナからの経済の需要回復で好調

自動車事業、資源関連は好調だった。

石炭権益を売却

ESGの観点から売却を決定しました

オーストラリアの石炭事業 

LNG(天然ガス)、鉄鉱石、銅など資源価格が上がった。

よって爆益を叩き出す。

7,400億円の利益は過去最高益。

業績好調で、配当金を134円から142円に8円増配した。

指標判断

PER 7.2倍 

割安と判断

株価収益率と言われ現在の株価が利益水準に対して、どれくらいの割合かを図る指標です。

PER=株価÷1株利益(EPS)

倍率が低いほど割安だと判断できます。

平均15倍を下回れば割安です。

成長できる企業ならPERが高くても投資価値あり

PBR 0.97倍

割安と判断

株価純資産倍率と言われ、企業の資産面を見て判断する指標です。

        

PBR=株価÷1株あたり純資産

倍率が低いほど割安だと判断します。

平均1倍を下回れば割安です。

逆に見れば、高いほど人気のある企業だと捉えることもできます。

配当性向 28%

減配リスクほとんどなし 

資金に余裕があります。

利益の何%を配当と出しているかを表します。

低いほど減配リスクが少なくなります。

平均40%を超えると配当性向が高いと判断します。

ROE 9.8%

純資産での稼ぐ力が強い

自己資本利益比率と呼ばれ、純資産から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。

高いほど、収益性のある会社だと判断でき、株価も上がりやすくなります。

ROE 当期純利益÷純資産(総資産-負債)×100

平均5%を超えれば、稼ぐ力が高いと判断します。

ROA 3.1%

総資産での稼ぐ力は標準の範囲

総資産利益率と呼ばれ、総資産から利益をどれだけ効率よく稼げているかを図る指標です。

ROA 当期純利益÷総資産×100

平均4%を超えれば、稼ぐ力が高いと判断します。

 

三菱商事評価

投資おすすめ銘柄です

プラス材料

過去最高益を出すなど、財務状態などに問題がない。

グローバル企業で、世界経済の成長に合わせて、成長できるポテンシャルがある。

指標判断では、割安水準。

投資の神様と言われている、ウォーレンバフェットが日本の商社株に注目し、株を大量購入をした。

マイナス材料

今期は資源ビジネスが好調だったが、来年度の資源価格の予想がしずらい。

石炭、LNGなど地球環境によくない資源を扱っているので、ESGの観点から、今後利益がでにくくなる可能性がある。

ESG投資が注目されており、三菱商事はESG投資の対象外になる可能性もある。

上記の点を考慮して、今後も成長と配当金の増額が期待でき、投資おすすめと判断します。

三菱商事を動画でも解説してみましたので,こちらもぜひご覧ください‼

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